2022年5月26日 PR
早川不動産 × Biz Life Style連載企画
VOL.1 TAME 空室対策
不動産管理事業を中心に、 売買、仲介、 建築 ・ リフォーム、 自社賃貸マンション 「リラスシリーズ」 などを手がけている株式会社早川不動産。 今回は、 いつの時代も課題とされている 「空き家対策」 について、 代表取締役社長の早川眞市氏に話を聞いた。 オーナーの悩みの種である空室について、 同社ではどのような対策を行っているのだろうか。
退去連絡が入った時点から可及的速やかに対応する
―前回は、管理物件に無料で利用できるカーシェアサービスを導入したり、コロナウイルスが流行し始めたころにはマスクを入居者に配布したりと、独自のサービスを紹介しました。今回は、オーナーが最も危惧する問題として「空き家」についてお伺いしたいと思います。御社の場合は、空室が出た場合、どのような対策を取られているのでしょうか?
早川眞市氏 (以下 早川) 物件を運営する上で、 空室は必ず発生します。 まずは、 空室の活用を考える以前に、 いかに素早く空室に向き合うのかが肝になってきます。 単な流れとしては、 空室が出ると 分かった時点で入居者募集をかけて、 同時にリフォームの手配などを行うのですが、 できるだけスピーディーに対応するように当社では徹底しています。 募集をすぐに出せば空室の期間が最小限で抑えられ、 リフォームする施工期間も十分に確保できますからね。
当たり前のように思えるかもしれませんが、長年この業界にいる私の実感としては、会社によってその初動対応がさまざまなように感じます。 だから、通常1ヶ月前の退去報告を、それよりも前にお知らせいただけるように、入居者へのアンケート用紙に「退去の際はお早めにお知らせください」メッセージを添えています。早めに退去連絡をされた方には、日割り家賃をサービスするなどして、結果、オーナーと入居者の双方に喜ばれる行動をとることが何よりも大切ではないでしょうか。
―それこそが空室対策の基本ということですね。御社では、空室を住居以外にも活用しているそうですが、具体的にはどのような活用例がありますか?
早川 例えば、マンションの1階をガレージやトランクルーム、コインランドリーなどに作り替えるケースがよくあります。マンションの1階は人気がなく、なかなか入居者がつきにくいため、その代わりに収益を上げられるように工夫するのも管理会社としての腕の見せどころなのです。
マーケット状況を見極めてビジネスチャンスを掴む
―御社が物件を借り上げて、 リフォームから運営を行なっているケースもあるそうですね。
早川 私たちのグループには建設部門の 「株式会社エスパース建設」もありますし、 自社物件マンションも展開しています。 そのため、 自社の技術とノウハウでリフォームが可能です。 当社が物件を借り上げれば、 オーナーは空室のリスクが減りますし、 入居者が入れば収益も上がります。 私たちには多少リスクがありますが、 入居者に寄り添った物件に仕上げられる自信と実績もありますので、 当社にしかできないサービスとして継続していきたいですね。
中でもトランクルームは、 当社で稼働率 95% (2022年4月現在) を誇る人気の物件です。 特に街中だと自宅の収納スペースでは足りない人も多く、 趣味の道具や資料を保管する場所として重宝されています。 ほかには、 家具付きのウィークリーマンションや、 ホテルを賃貸物件に改装する例もあり、 発想次第でいろんな活用方法があります。
―そうなってくると、 管理会社を選ぶことは本当に大切になってくるわけですね。
早川 物件をどう工夫するかはオーナーの意向もありますが、 当社は実績や市場調査データを元に提案しながら一緒に考えていきます。 空室問題は不動産業界の永遠のテーマであり、 「物件が生きる使い方」 を常に考えなければなりません。 新たなビジネスチャンスにも繋がりますから、 空室でお困りの方は、 ぜひ一 度ご相談ください。
早期で工事費を回収でき、その後の収益を見込める物件として、トラン クルームへの改修が人気。ここでは、築40年の2階建て古アパートの事 例を紹介。なるべく既存の壁を壊さずに改修することで費用を抑えるよ うに工夫し、合計11戸のトランクルームを作ることができた。
■トランクルームへの改修事例
株式会社早川不動産
[住所]福岡市博多区吉塚本町2-44
[電話]092-611-0001
[HP] https://www.hayakawa-0001.co.jp/
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2024年07月25日 発行
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