2022年1月26日 PR
M& Aには「仲介方式」と「アドバイザリー方式」の二つがある。
仲介とFA(ファイナンシャル・アドバイザー)による二つのサポート企業の関わり方の違いとは?
2016年の「経済センサス-活動調査」によれば、日本の企業数の99.7%は中小企業が占めている。しかしながら廃業を余儀なくされるケースも多数あり、中小企業の経営資源を将来につなぐことが喫緊の課題。政府も中小企業のM&Aを推進している。会社を起業した経験と、その会社を売却した経験を持ち、現在は九州・福岡の中小企業に特化したM&Aをサポートする阿比留雅彦氏に話を伺った。
創業の経緯を教えてください。
大学卒業後、私は観葉植物のリース会社を創業しました。事業を拡大するにつれ、自分の未熟さから大きな壁があると痛感。経営者としてもっと勉強をするため、会社の売却を決断しました。その際に細心の注意を払ったのは、顧客に迷惑をかけないようにすることです。
その後はいかがですか?
不動産業界や金融業界などで働きました。そして、創業期の『パーク24(タイムズ)』に29歳で転職し、ベンチャー事業の創成期・発展期・成熟期を経験しました。それから44歳で独立して、自身で駐車場運営会社を創業。この頃から後継者問題を周囲で聞くようになり、今後は中小企業もM&Aのニーズが高まってくるだろうと感じました。2014年に駐車場運営会社の企業価値を高めたのちに売却。同年に『まごころM&Aパートナーズ株式会社』を創業し、現在に至っています。
御社ではどのようなM&Aを手掛けているのでしょうか?
年商3〜10億円の中小企業が多いです。これまでは事業拡大の手段として、主に大企業がM&Aを行っていました。近年は経営者の高齢化などを理由に事業承継が必要となり、中小企業でもM&Aが身近なものになっています。
御社の特徴を教えてください。
中小企業専門のM&Aに特化していることです。中堅企業(売上10億円以上)のM&A市場は専門家のノウハウも確立されていますが、スモールM&A市場は専門のアドバイザーがまだ多くありません。弊社はFAとして、福岡を中心に九州を拠点とする企業の事業承継や法人(事業)の売却、買収に取り組んでいます。
FAによるM&Aとは、どんなものでしょうか?
M&Aのサポートを行う企業には、仲介とFAの二つがあります。仲介会社は売り手側と買い手側の中立的な立場をとり、一社でM&Aの成立を目指します。一方、FAは売り手側と買い手側それぞれに付き、両社のFAが交渉しながらM&Aの成立を目指すのが違いです。
仲介ではなく、FAでM&Aを行うのはなぜですか?
かつて仲介をしていた時に、「あなたはどちらの味方ですか?」と言われた言葉が心に刺さりました。それをきっかけに、どちらか一方との契約で利益相反とならず、利益最大化に尽くせるFAとなったのです。特に譲渡企業には、売却額以上に譲れないものもあります。それは、顧客サービスの継続や従業員の雇用を守る「価格以外の条件の最適化」と「譲渡後の会社の長期安定・発展」、譲渡後のライフプランである「自分の次の人生の最適化」。これらを叶えるには、一社に対して親身なFAの方が信頼できますよね。
どのような業種からのM&A依頼が多いですか?
弊社は建築・土木・電気・通信・不動産・駐車場に関連した事業内容に精通しています。事業承継や後継者探し、法人の株式譲渡や売却、事業再編のお手伝いなど、ハッピーリタイア、アーリーリタイア、セカンドチャレンジをお考えの方はお問い合わせください。弊社は、誰でも、何度でも、チャレンジできる社会をM&Aで創造しています。
最後にひと言お願いします。
弊社が年商3〜10億円の中小企業を対象にしているのは、小規模事業の場合はサービスの質を維持できない多くの課題があるからです。それを解決するため、年商3億円以下の企業を対象としたM&Aマッチングサイト「つながリンクル」を制作しています。今春より運用開始予定で、専門家への相談から実行まで、スピード感あるM&Aが可能です。M&A実践セミナーも開催していますので、ぜひご参加ください。
まごころM&Aパートナーズ株式会社
代表取締役 阿比留雅彦氏
1963年、長崎県対馬生まれ。1973年より福岡市に移住。福岡県立修猷館高校・西南学院大学法学部卒業。自身で会社の創業と売却を経験し、2014年に同社を創業。一般社団法人金融財政事情研究会認定M&Aシニアエキスパート。
まごころM&Aパートナーズ株式会社
[住所]福岡市中央区天神1-9-17 福岡天神フコク生命ビル15F
[電話]092-717-3790(受付 / 平日9:00~17:30)
[HP]https://magokoro-partner.jp/
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2024年07月25日 発行
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