Arts & Cultureアート&カルチャー

圧巻のスーパー歌舞伎Ⅱ。“これぞエンターテインメント”を体感。

圧巻のスーパー歌舞伎Ⅱ。“これぞエンターテインメント”を体感。

2020年1月30日 PR

「スーパー歌舞伎」とは、見得や立廻りなどの歌舞伎的技法を生かしながら、現代の技術を使ったスペクタクルな演出を取り入れ、テーマ性のある物語を現代語で分かりやすく展開する歌舞伎のジャンル。当代猿之助による発展系を「Ⅱ(セカンド)」と称する。今回上演される『新版 オグリ』は、すでに東京で2ヶ月連続で上演され、歌舞伎ファンも関心度が高い作品だ。市川猿之助と中村隼人が、主人公の小栗判官とキーパーソンの遊行上人を交互に演じる。また、坂東新悟をはじめ、市川男寅、中村福之助、中村鷹之資、中村玉太郎ら若手の抜擢や、浅野和之や石橋正次など、舞台や映像などでお馴染みの現代劇の俳優陣も本作ならではのキャスティングだ。
オグリの仲間〝小栗党〞は、ストリート系ファッションをイメージした衣装に身を包み、舞台上にはアルファベットのセットが登場するなど、斬新な演出が多数。さらに、博多座初の試みとなる、猿之助と隼人の2人による客席左右同時両宙乗りや、場面ごとに映し出される巨大な映像、実際の水を使った大立廻りなど、かつてないスケールで描かれる。
2月4日の初日には、作品の中で重要なアイテムとして使われるバラの花を全員へプレゼントする企画も。そのほか、日程やチケットは博多座のHPで要チェックだ。観る人の魂を揺さぶる歌舞伎の新境地、ぜひ、引き込まれてみよう。

スーパー歌舞伎Ⅱ『 新版 オグリ』
1991年、梅原猛と市川猿翁によって作られたスーパー歌舞伎の演目『オグリ』。演劇界に新風を与えた同作が、全国動員数40万人を達成したスーパー歌舞伎Ⅱのヒット作『ワンピース』に続き、「新版」として生まれ変わった。武芸学問に通じた美貌の若者、藤原正清後に小栗判官(オグリ)は理想を追い求めるあまり、苦難の道へ迷いこんでいく。絶望と挫折の中で見つけ出したものとは…。博多座初の客席左右同時両宙乗りをはじめ、様々な演出でストーリーを盛り上げ、最後には光るリストバンド(別売り1,000円)を付けて、舞台と客席が一体となる歓喜のフィナーレが待っている。
[原作]梅原 猛 [脚本]横内 謙 介 [ 演出]市川 猿之助
[演出]杉原 邦生 [ スーパーバイザー]市川 猿翁
[主な出演]市川猿之助、中村隼人 ほか


博多座
[チケットのご予約・お問い合わせ]092-263-5555
[開催場所]博多座(福岡市博多区下川端町2-1)
[公演期間]2020年2月4日(火)~25日(火)
[一般発売]発売中
[座席料金]A席 18,000円 / 特B席 14,000円 / B席 10,000円 / C席 6,000円
[HP]https://www.hakataza.co.jp

Recent Newsトピックス

PAGE TOP

最近見た記事

  • 最近見た記事はありません。